何を読めばいいかわからない人に是非勧めたい1冊。「嫌われる勇気」

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読む本がわからない人にぜひ勧めたい1冊

読書を始めたいと思っていても
何を読めばいいかわからないことはありますよね。

今回お勧めしたいのがこの一冊

岸見一郎氏著、「嫌われる勇気」。ベストセラーの本。
本記事は読書を何から読めばいいか迷っている方に
この本を勧める理由を紹介していきます。

つかみを添えておきます。

この本では人生における悩みは全て人間関係が由来である、と豪語しています。
僕はこれを見た時、「あ、これは真理だな」と思いました。
その理由の展開も納得させられるものでした。

嫌われる勇気を勧める理由

ベストセラーである

「嫌われる勇気」は、発売から長期間にわたって売れ続けているロングセラー本です。
特に日本国内だけでなく、世界中で翻訳され、多くの人に影響を与えています。

その人気は、単に売上の数字にとどまらず、
実際に多くの読者がこの本を人生の転機と位置づけていることにも現れています。

本書がこれだけの支持を得ているのは、
普遍的なテーマを扱いながらも、読者の心に響く内容を提供しているからです。

誰かと話題共有できる可能性が高い

ベストセラーであるため、多くの人が本書を読んでおり、話題にしやすい点が魅力です。
読書の内容を共有し合うことで、新たな気づきや意見交換が生まれる可能性もあります。

時には反対意見もあるでしょうから、
目から鱗なシチュエーションもあり面白いものです。

有名な本を読んだという下心を満たせる

有名な本を読んでいること自体が一種のステータスとなり、
読了後に満足感を得ることができます。

ニッチな本もいいのですが、
みんなが読んでいる本をとりあえず自分も読めたという安心感があります。

これは自分だけかな?

平易な言葉で書かれ読みやすい

哲学や心理学と聞くと、難解で堅苦しい印象を持つかもしれませんが、
「嫌われる勇気」は全く違います。

本書は、青年と哲学者の対話形式で書かれており、
読者が物語を読む感覚でスムーズに内容を理解できます。

また、専門用語は最小限に抑えられており、
哲学に馴染みがない人でも楽しみながら学べる構成となっています。
この「分かりやすさ」は、多忙な現代人にとって大きな魅力の一つです。

読みやすさのハードルはかなり重要

読書の第一歩は「読みやすさ」にあります。
難しい本は途中で挫折してしまうことが多いですが、
「嫌われる勇気」の平易な表現は、最後まで読み切る力を与えてくれます。
特に初めて哲学書を手に取る人にとって、大きな安心感を与えてくれる作品です。

例えば、「我思う故に我あり」というフレーズ、一度は聞いたことあると思います。
デカルトというフランスの哲学者の言葉です。

デカルトの著「方法序説」という本があります。

結論、読みにくい。難しい。
哲学者も人間。
当時の時代背景や時代特有の概念が前提として書かれますから
現代から見ると分かりにくい言及もあります。

岩波文庫、書店でぱらっと立ち読みをお勧めします。

この意味でも、現代に書かれた読みやすい本というのはありがたいです。

人生における考え方の参考になる

読書をすることによるリターンがあります。

本書の中心にあるアドラー心理学は、
「他者の期待に縛られない生き方」を提唱しています。

自己肯定感を高める方法や、人間関係の悩みを解消する視点が提供され、
日常生活に応用しやすい内容が詰まっています。

例えば、「他人がどう思うかではなく、自分がどうありたいかを考える」という哲学は、
現代のSNS社会において非常に重要なメッセージです。

この本を読むことで、自分自身の価値観を見直し、
より自由で充実した人生を送るためのヒントを得ることができるでしょう。

実利があるわかりやすさ

本書は理論的な側面強く、概念をざっと紹介していくイメージです。
このような言い方をするのは、続編があるからです。

「嫌われる勇気」が理論編なら「幸せになる勇気」は実践編だと、著者は勝手に理解しています。
登場人物の対話もそのような流れで繰り広げられます。

ただ理論だけでも読み応えはありますし
読書をすることで得られるもの、という実利もあります。

本書を参考にすることで、実際に行動を変えたり、
考え方を修正したりするための実践的な指針が得られます。

著者の場合ですが、本を読みながらも納得することや
心当たりあること多く、自分に当て嵌めながら読書を進めました。

何を読めばいいかわからない人は「嫌われる勇気」を。

以上、読書を始めたいが何から読めばいいかわからない方へ
「嫌われる勇気」をお勧めする理由を紹介しました。

まとめると

  • みんなが読んでいる
  • 読みやすい
  • 生き方を再考できる実利がある

という3点でした。

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