お金を使わない生活は楽しいか、幸せなのか。節約マニアが再考。

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お金を使わない生活は楽しいか、幸せか。

お金を使わない生活を目指すことは、一見して「節約」や「我慢」といったイメージがつきものです。
しかし、それは本当に楽しく、幸せな生活と言えるのでしょうか?
この記事では、お金を使う生活と使わない生活、それぞれの魅力を探りながら、
幸せに生きるためのヒントをお伝えします。

本記事の最初に結論をお伝えします。
お金を使った生活に慣れると、お金を使わない生活に憧れる。
お金を使わない暮らしをしていると、お金を使った生活に憧れる。

つまりお互いにないものねだりで、
お金を使うバランスや生活のメリハリが大事なのだと結論づけます。

お金を使う生活は楽しく、幸せである

お金を使うことの楽しさは、日常生活を彩る様々な選択肢を与えてくれる点にあります。
例えば、美味しいレストランで食事をしたり、新しい服を購入したり、旅行に出かけたり。
こうした経験は、日々の満足感を高め、人生を豊かにします。

お金を使うことで得られる「体験の価値」

お金を使って得られるのは、物だけではありません。
素晴らしい体験や思い出を作ることもできます。
特に旅行やイベント参加など、自分の視野を広げるような活動は、
人生における大きな財産となります。

欲しいものを手に入れる喜び

欲しいものを購入し、それを使う瞬間の喜びは、
お金を使うことの大きなメリットです。
特に、自分が一生懸命働いて得たお金で買うものには、達成感や充実感が伴います。

月々の貯金金額を決めて、とうとう目標額に達成。
店舗に行って目標物を購入する際の興奮はなかなか体験できるものではありません。

僕たちがお金を稼ぐのは銀行の口座に貯金して
年々本当に誤差のような金利から誤差のような金額をもらうためではないはずです。
やはりお金は欲しいものに使ってなんぼ、という考え方はあるでしょう。

お金を使わなければ、新しい体験をしたり、欲しいものを獲得することは難しいですから、
節約するということは、このような体験の機会を逃してしまっている
といえます。

お金を使わないための生活

一方で、お金を使わない生活にも独自の楽しさがあります。
それは「創意工夫」と「シンプルさ」を楽しむことです。

お金を使わなければ、必然貯金が貯まりますから
将来への不安感が拭え、周りと比べて貯金を頑張っている優越感が得られるという利点もあります。

以下に、具体的な方法を挙げてみます。

出費を減らす工夫

買い物の回数を減らすことで、自然と支出も減ります。
例えば以下のような方法があります:

週1回のまとめ買いをする

毎日の買い物を控えることで、無駄な衝動買いを防げます。
必要なものをリストアップし、計画的に買い物をしましょう。

セール品、安いものを買う

スーパーに夕方〜夜に出向けば、お肉が1割引、2割引ということは珍しくありません。
生肉は冷凍しておけば結構持ちますから、買い得です。
通販でもセール時はありますから狙い目ですよね。

安い店を探す

全ての商品が安いスーパーはあまり見かけませんが
著者の近所では、よく金額を見ると、
飲み物が安いスーパー、食べ物が安いスーパー、お菓子が安い薬局などと
お店にも特徴がありました。

ちなみに、筆者の近所でですが、
スギ薬局がバチくそお菓子が安いです。

自炊のすすめ

自炊は節約の王道であり、健康的な食生活を実現する手段でもあります。
自分で少なくとも自分が満足できるものが作れると、
外食やデリバリーを控えることができます。

簡単で美味しいレシピに挑戦


難しい料理を作る必要はありません。
少ない材料で作れるシンプルな料理から始めると、ハードルが下がります。
よければ下記の過去記事をご覧ください。

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例えばカレーは王道中の王道ですが、
市販のルーを半分使えば、2、3食は持ちます。
節約にはもってこいです。

お弁当を活用する

職場や学校にお弁当を持参することで、ランチ代を大幅に節約できます。
お弁当といっても難しいことをする必要はなく、
昨日の夕飯のあまりや冷凍食品、白飯にウインナーだけでも立派な弁当です。


筆者は、焼いたウインナーと白飯をよく会社に持って行きます。
ただ、これだけでは栄養バランスが流石に偏るので
スーパーでスープや春雨、サラダを買うことが多いです。
いずれも200円あればお釣りがきますので
ランチを外食した際には1000円程度の出費になりますから
200円程度で抑えることができれば大幅な節約です。

飲み物代の節約

飲み物代も意外と侮れない支出項目です。
外でジュースやコーヒーを購入する習慣を見直すだけでも、
大きな節約につながります。

水筒を持ち歩く

家で作ったお茶や炭酸水を水筒に入れて持ち歩くことで、
外で飲み物を買う頻度を減らせます。
自動販売機では、
もう160円,170円でしか500mlペットボトルを買えませんからとても贅沢です。

これが水筒を持参、極論ですが中身が水道水だったらいかがでしょうか。

筆者は水道水を持参しています。
流石に水道水で1日乗り切れませんから
加えてペットボトル500mlにも水道水を入れていた時期もありました。
ただ、パッケージ包装のあるペットボトルに
透明な水があると違和感しかなく周りからも不思議に思われるので
ちょっと度がすぎると思い水筒に水を入れるようにする、
で留めるようにしました。

可能であれば、勤務地の水道水を補給することもできますし
流石に激しい節約だ…と思った方は
スーパーでのペットボトル飲料を購入することも検討してはいかがでしょうか。
少なくともコンビニ・自販機で買うよりは安いです。

某アルビスでは、500ml, 600mlのお茶が安い時は70円、たいてい80円で購入できます。

節約のマインド:食費、日割を考える

1週間のうち5日分の昼飯は、弁当であれ外食であれ
自分でなんとかしないといけないとします。

  • 1日目:弁当持参
        0円
  • 2日目:スーパーで出来合いの弁当+飲み物購入
        500円+100円
  • 3日目:外食
        1000円
  • 4日目:弁当持参+飲み物購入
        100円
  • 5日目:カップ麺+サラダ+飲み物購入
        200円+100円+100円

日割計算=1日あたりの昼飯の食費は…

2100 円/ 5日 = 420円

いかがでしょうか。概ね、筆者のお昼はこの金額です。
月毎となると今度は、2100円を(大雑把には)4倍した金額になります。

この金額が安いか高いかは正直人によりますが、
このような日ごとの費用を意識すると、値段が高いものを購入しづらくなります。

1日目は外食したから、2日目も外食すると
日割り計算したらえらいことになるぞ…と
そんなマインドが身につきます。

逆に弁当を持参した日が多ければ費用は大きくならないので、
少し贅沢をしても大きなダメージにはならない。
そのようなご褒美がちょっとした楽しみにもなります。

「今日はちょっと贅沢にヤクルトでも買っておくか…」

新品よりグッと安くなる:中古商品を購入する

やはり新品の商品は高いですが、
中古の商品は物によっては新品の半額未満といったケースもあります。

例えば本。

新品の本は、2000円、3000円するものでも
中古では1000円、フリマアプリでは500円程度で購入できたりします。

著者はメルカリを利用していますが、
店舗に出向く手間も省けて重宝しています。
その他、定価は3万円超えのwalkmanも2万円程度で購入したり。

もし新品/中古があまり気にならない方は、
一度はフリマアプリを調べてみると
掘り出し物を発見するかもしれません。

フリマアプリでなくても、
Amazonでも中古欄はありますから
書店で3000円の本が、中古で200円程度だった時もあり
調べてよかった〜と思いながら、速攻でポチります。

時短だが節約できない:コンビニは行かない

コンビニは大抵どこにでもあり
すぐ飲み食いできるもの、スイーツ、珍しいカップ麺などなど
誘惑がたくさんあります。

ただあなたもご存知の通り、コンビニは節約の敵。
飲み物にしてもスーパーで購入した方が安いことが多いです。

もし近辺にスーパーとコンビニ両方あるなら
迷わずスーパーに足を運ぶべきですし
近くにコンビニしかなくても
飲み物はあらかじめスーパーで補充しておくのが節約への道になります。

著者もコンビニは利用しますが、
ハーゲンダッツが300円したり、ちょっと良さげなカップ麺も300円したり。
ハーゲンダッツに至っては2つ購入すると600円。
もうすぐ1000円です。

時間が惜しい時は著者もコンビニを利用しますが、
さもなければちょっと遠くてもスーパー一択。
コンビニでは時間を買っているので、少し高くつくのだと理解しています。

お金がかかりにくい趣味を見つける

下記は過去記事です。

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筆者は基本的にケチなのであまりお金がかからない趣味が自然に列挙されています。

本記事でも紹介した料理もおすすめですが
プログラミングの勉強をしたり、ブログを書いたりするのはおすすめです。

例えばブログを立ち上げるのに初期費用でどかっとお金は発生しますが
月額で計算してみると、5000円未満ですし、無料のブログを利用することもできます。
自分のことを発信したり、人が読むための文章を作らなければならないので
面白みもあり大変さもあり…やりごたえはあります。

お金を使わない生活のために:出費の見える化で楽しく!

お金を使わない生活を楽しむには、まず出費を「見える化」することが重要です。

前述の日割り計算のように頭の中で計算するのもいいのですが
月々の支払いを脳内で計算するのは誰でも難しいです。

自分が何にどれだけお金を使っているかをわかりやすく把握できれば
節約のモチベーションもいっそう高められるでしょう。

出費をアプリや家計簿に入力

最近は家計簿アプリの進化が目覚ましく、入力が簡単なだけでなく、
支出の分析やグラフ化もしてくれます。
例えば、人気の家計簿アプリを使えば、以下のようなメリットが得られます。

  • カテゴリごとの支出割合を可視化
  • 無駄遣いに気づきやすい

入力がやや手間

アプリにはユーザの入力が必須です。
レシートを取っておいて、いつか入力しなきゃ…
と思うもののレシートだけが溜まっていってゴミ山が完成する。

レシートを見ながら金額を入力する作業も
なかなか細かくてしんどいもの。
習慣化するまではちょっと大変かもしれません。

電子決済が楽でおすすめ

電子決済を利用することで、支出が明細として記録されます。
流石にレシートほど細かい情報は記録されませんが、
それでもスーパーに行った、外食した、ブランド物を買ったなど
大きくはわかります。

クレジットカードやPaypayなどの電子決済を活用し、
レシートを管理する手間を省きましょう。


お金を使う生活も楽しい。お金を使わない生活も楽しい。

結論として、お金を使う生活と使わない生活のどちらにも、幸せを感じる瞬間があります。
大切なのは、自分に合ったバランスを見つけることです。

ないものねだりをしない

人はどうしても「ないものねだり」をしてしまいがちです。
お金を使う生活をしているときは「もっと節約しなきゃ」と思い、
節約生活をしているときは「もっと自由に使いたい」と感じるものです。

しかし、どちらの生活にも良い面と悪い面があります。
自分にとっての「心地よいポイント」を見つけ、楽しむことが良い考え方だと思います。

お金を使うことは、体験を買ったり時間を買っており
お金を使わないことは、多くの場合代わりに時間を使っているというなので
自分が心地よい双方のバランスを模索することが大事です。
「お金を使わない」ことが楽しいと思える工夫や、
「お金を使う」ことへの感謝が、日々の生活を豊かにしてくれるはずです。

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