職場での人間関係、疲れた。割り切るために「気にしない」方法。

目次

はじめに:職場の人間関係に疲れるのは当たり前

職場はさまざまな人が集まる場所。
残念ながら職場の中で価値観や性格が合わない人がひとりはいるのは避けられないものです…。
「気にしない」ことは自分を守るためのスキル。
この記事ではその具体的な方法を紹介します。

職場の人間関係に疲れる原因

他人の評価を気にしすぎる

「どう思われているんだろう?」と考えすぎることでストレスを感じてしまう。
上司からの依頼を断れなかったり、やる気を損なわないよう気を遣いながら部下への指導をしますよね。
結果的に、自分の仕事が遅れたりもこともあるでしょう。

他人からの何気ない一言を深読みしてしまうこともよくあるでしょう。

嫌な人との関わり

職場には、どうしても苦手な人や価値観が合わない人がいるものです。
愛想のない人、サボる人、話の長い上司、人間的にはともかく無茶振りばかりしてくる上司
生意気な部下、能力が高いとは言い難い部下、しかもコミュニケーション能力低い。

一緒に仕事しなければ無害ですが、
どうしても一緒に仕事しないといけないタイミングがありますよね。
そういう時にイラッとしたり、やりづらい…と思ったことは
誰にでもあるはずです。

完璧を求める性格

自分に対する厳しさが、人間関係の疲れにもつながることがあります。
ストイックゆえ。

できる人ほど、何か失敗があった時、「自分が悪い」と思うものです。
人のせいにしたいけどなんとなくバツが悪かったり、
「人のせいにしても始まらないから」と自分を責める気持ちもありますよね。

面倒見が良すぎる

自分の仕事だけでなく人の仕事もよく見ているために
アドバイスを送ったり、自ら率先して手伝いをしたり。

いざやってみるとチームワークがガタガタで嫌気がさす。
お手伝いがいる時点で何かしら破綻してるはずですが…。

割り切るための「気にしない」方法

期待を手放す

他人が自分に好意的であることを期待しない。
期待しないことでストレスも軽減。

本来仕事だけの関係ですから、好かれようが嫌われようが
関係ないというドライな考え方はできます。

ただ冷たすぎると、仕事のチームワークが崩れてしまいますから
ドライはともかくこちらから嫌われるような雰囲気を作り出すのは避けたいですね。

人と関わりすぎない

全員と仲良くしようとしない。必要な範囲だけでコミュニケーションを取る。

正直、いろんな人と関わると疲れませんか。
個人的には一人で黙々と仕事してたときと、
誰か数人と関わった日では一人だった時の方が気が楽です。

ただ、毎日一人で仕事をしていると
なぜ会社に属しているか意味がわからなくなってしまうので
やりすぎは注意です。

自分の価値観を大切にする

他人にどう思われるかより、自分がどうありたいかを基準に行動する。
いざ行動しようと思っても気持ちが伴わないこともあると思いますし、
そもそもどのように将来を見据えて行動すればいいかわからないこともあります。

そのような場合は、職場で同僚や上司、部下など
同じ志のある人を見つけることができれば、心強いですね。

友達ももちろん相談相手になりますが、
必ずしも選択肢は友達だけではないことも心得ておきたいですね。

もしかすると、上司はすでに通った道かもしれませんよ。

「自分は自分、相手は相手」と考える

もし能力的な優劣があっても他人は他人。
もし優秀な誰かが羨ましい場合は、自分でも何か努力をしてみると気にならなくなる可能性はあります。

仕事の量が他の人と比べて違う場合も
多ければ「自分はできるから仕事量が多い」
少なければ「さっさと帰って他のことができる」
などと、考えようだと思います。

もしこのような状況で、
残業代が出ないとか人の仕事もやってるのに評価が上がらない場合は
直属の上司に直訴したり、改善しない場合は転職も視野に入れるべきでしょう。

真っ当ではない職場なんか、さよならバイバイと割り切ってしまいましょう!

具体的な行動例

言葉に頼りすぎない

無理に会話を続けるのではなく、必要なことだけを簡潔に伝えるようにしましょう。
事務的な連絡だと割り切ってしまえば、気持ちが楽になります。
メールなどで一方的に連絡して、はい終わり。

心の中で「そういう人なんだ」と割り切る

嫌な態度や言動を取る人に対して、「この人はこういう性格なんだ」と受け流せばいいです。
それ以上深く考えても、何かが変わるわけではないので自分の時間がもったいないです。
「嫌な人だ」という事実だけ覚えておくか、それすらも忘れてしまって差し支えないでしょう。

言われた言葉に傷ついたときも、言った方は何気なく言った可能性も高く
言われた方ほど深く考えてないかもしれません。
言った方は、もしかしたら今日の夕飯のことを考えているかもしれませんから
こちらも今日の夕飯のことでも考えればいいと思います。

もし可能なら言われた事実は覚えておいて
他の人に愚痴るのも大事です。

人間関係を絞る

全員と仲良くする必要はないです。
信頼できる数人と良好な関係を築ければ十分でしょう。

嫌なことがあっても、その人たちに話すことができればけっこう楽になるものです。
職場の人の話は職場の人が一番話しやすいです。
やはり、自分一人で溜め込んでしまうことが一番辛いと思います。

自分を褒める時間を持つ

仕事の合間や帰宅後に、「今日も自分は頑張った」と自分をねぎらう。

コンビニデザートを買ったり、週末なら通販で豪遊しても
リフレッシュできると思います。

まとめ:気にしない力をつけて、もっと楽に生きる

下記ベストセラーなのですが、アドラー心理学を解説した書籍です。


悩みの原因は全て人間関係からきているもので、「人生」のタスクである。
すごく端折りましたが、こういう主張している本です。
嫌な上司がいる職場に対しての考え方も具体例で考察されていました。
とても平易な言葉で書かれていますから読みやすいです。おすすめ。

実際、職場においては仕事の内容がどうであれ
人間関係が良好ならば多少なりともやっていけると思います。

逆に人間関係が悪いと、仕事の内容が向いていようが
つまらなくなったり辛くなったりしうると思います。

職場での人間関係は無理に改善しようとせず、
「気にしない力」を身につけることで心が軽くなりますから
自分を守るために、時には割り切ることが大切です。
あなたの心が少しでも楽になる方法が見つかれば幸いです。

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