料理を趣味にしても実はコスパは悪いんじゃないか思った
過去に全く逆の記事を書きました。
このような記事を書いたことも忘れ、ふとした瞬間に思いました。
自分で作る料理って実はコスパ悪い?
コストは数字にできる、パフォーマンスは数字にできない
料理をする上でかかる「コスト」は、比較的わかりやすいものです。
食材費、調味料代、電気やガス代、時間。
これらは計算可能で、明確な数字として把握できます。
しかし、料理の「パフォーマンス」= 得られる満足感や楽しさ・学びといった部分は、
数字で表現するのが難しいです。
過去の記事では、主に数字で表現しにくい利点に着目し
料理のコスパは良いものであると説きました。
時間だってコストだ
料理を作るには時間が必要です。
- 買い物に行く
- 食材を準備する
- 調理する
- 片付ける
この一連の行動、1食分にかかる時間は驚くほど長いこともあります。
例えば、自炊は節約につながることも多いですが
もしその時間を仕事や別の活動に充てていれば、もっと別の充実感・満足感を生み出せたかもしれません。
ただし、財布は寒くなるかもしれませんが。
もっと別のことをしていれば、という感覚は
つまらない仕事をやっている時に感じがちです。
例えば、イー○ン・マ○ク氏が自社のお手洗いの掃除をしている風景は
ちょっと想像しにくいですし、他のことやれよ!と突っ込みたくもなります。
スパイスカレーを作ると時間が溶ける件
スパイスから作るカレーは、料理をしない人からすれば途方もないメニューかもしれません。
実際、カレールーから作る日本カレーに比べると手間がかかりすぎるという側面もあります。
スパイスを調合し、玉ねぎを延々と炒め、じっくり煮込むプロセスは、気づけば何時間も経っていることも。
「カレーを作ってる間に他のことができたんじゃないか?」と後で考えてしまうこともあるでしょう。
経験的には自分で料理すると、最低でも2,30分が最短時間です。
スパイスカレーは1時間から1時間半でした。
誰かが料理をしてくれるという利点
外食の最大の利点は、料理を作る時間と片付けの時間を完全に省略できることです。
しかも怪しい外国料理店に挑戦しない限りは(経験談)
美味しい食事にありつけるのは、とても嬉しい。
料理が運ばれるまでの時間は、スマホを見ていてもいいし読書をしていても友達と話をしていてもいい。
時間を金額に換算した際のコスパ
例えば僕に時給1000円の価値があったとすると、
材料費が500円でも買い物から片付けまで2時間かかれば
2500円の損ということになります。
これを外食で1時間で外出から帰宅まで済ませてしまえば
外食代 + 1000円。
宅配サービスならば拘束される時間が少ないので
もっと安くなるかもしれません。
要するに外食や宅配サービスを頼るということは
時間をお金で買っているということなのですね。
料理のコスパをよくするには
趣味として料理を楽しむにしても、楽しむ方法を見つけることが重要です。
時間やお金を無駄にしないためのヒントを考えました。
作ることも楽しめる趣味である
「作ること」自体を楽しむ視点が不可欠です。
これは男性はよくわかる話かもしれませんが、
ガンプラとかレゴとか、トレカのデッキ作りとかそういう過程を楽しむ趣味であるでしょう。
実際、包丁で野菜を切るとき集中しないと怪我しますし
もたもたと作業をできない工程もあるので
ある種日ごろからたまる心配事や憂鬱さを忘れることができます。
安くても「コスパ」がいいとは限らない
安価な食材を使えばコストを抑えることはできますが、それが必ずしも「コスパがいい」とは限りません。
安い食材を使った結果、美味しくなかったり、栄養が偏ったりすれば、
むしろ満足感や健康への悪影響という形で代償を払うことになります。
スーパーによっては刺身にくさみがありますし
外国産のお肉は安いですが、妙に硬かったりもします。
節約するから自炊をするのか、趣味として楽しみたいから料理をするのか。
切り分けは必要かもしれません。
結論:趣味としての料理は「価値」を意識して楽しむべき
料理を趣味にすることは、費用や時間の面では「コスパが悪い」と感じることもあるかもしれません。
しかし、それを上回る価値を感じることができれば「コスパ」は必ずしも悪くないと言えるでしょうし、
人によってはやっぱりデメリットの方が大きくコスパが悪いと感じる人もいるでしょう。
僕もなぁ、時給5万円くらいの価値あればなぁ。
以上です、お疲れ様でした。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 玉ねぎを自分の指を切らないように切ったりキャベツを焦がさないようにでもシャキッと仕上げたいから強火で炒めているときは、他のことを考える余裕もなく集中力が必要です。その間嫌な仕事のことなど忘れざるを得ません。また、完成した料理が美味しかった場合他の人にも食べてもらいたくなります。料理コスパいい説 ←過去記事です。料理コスパ悪い説 ←これも過去記事です。 […]