通勤時間に片道1時間半は少し長い
総務省統計局の令和3年度のデータによると、全国平均の通勤時間は往復で約1時間20分。
これに対して、片道1時間半となると、平均の倍近い時間を通勤に費やしていることになります。
確かに「長い」と感じるのも無理はありません。
しかし、重要なのはこの「平均との差」ではなく、次の2つの視点ではないでしょうか?
- 片道1時間半という時間を有効に使えるか
- 長い通勤時間に体が耐えられるか
それでは、この長時間の通勤について、筆者の実体験を交えて
メリットとデメリットをそれぞれ掘り下げて考えてみます。
通勤時間に1時間半かけるデメリット
通勤時間が長いと、当然デメリットがあります。
車の通勤の悪いところ、公共交通機関の悪いところ、それぞれを紹介します。
疲れる
長時間の通勤は、体力的にも精神的にも負担が大きいです。
特に満員電車に揺られる時間が長いと、
出社前から疲れ切ってしまうこともあるでしょう。
帰りに関しても、仕事でへとへとのところに
満員電車で帰宅するのはさらに疲労が溜まります。
車通勤にしても、苦手な方は運転自体が疲れるでしょう。
有事の際にすぐ帰宅できない
緊急時には、自宅にすぐ戻れないというデメリットもあります。
例えば、家族に何かあった場合や災害時には、
移動時間が長い分、対応が遅れるリスクがあります。
筆者は、仕事中に家族の危篤を知らされ、急いで車で帰宅したことがあります。
運転中にいつ家族が亡くなってしまうか、不安に駆られながら帰りました。
自宅と職場が遠いとは、そのようなリスクがあることは承知しなければいけません。
公共交通機関の利用によるデメリット
時間の拘束がある
電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合、
運行スケジュールに合わせる必要があります。
時間の自由度が制限される点はストレスにつながることも。
通勤時間に1時間半かかってしまうと
かなり早い時間に会社を出ないといけない可能性があります。
もう少し頑張らないと、早く帰らないといけないのはもどかしいものです。
感染症リスクがある
電車やバスのような密閉空間では、感染症のリスクが高まります。
特に風邪やインフルエンザが流行する季節には、感染予防が欠かせません。
忙しくない時に体調を崩してしまうのは、
休息を取るだけとそんなに問題はないのですが
繁忙期にインフルやコロナをもらってしまうと、
肉体的にも精神的にもダブルパンチを喰らってしまいます。
席の取り合いになる
長距離通勤では、座席を確保するかどうかが快適さに直結します。
混雑時に座れないと、さらに疲労が蓄積してしまいます。
これに関しては、検討の余地がある場合は
始発駅周辺から乗車できるよう住居を検討することで
かなり改善されるかもしれませんね。
車通勤のデメリット
ガソリンや電気代が必要
車通勤を選ぶ場合、燃料費や維持費がかかります。
特に距離が長くなるほど、経済的な負担も大きくなるでしょう。
疲労から事故になる可能性
夜遅い帰りが続いたり疲労が溜まってくると、
自分で運転をしているだけに事故が起こる可能性があります。
1時間半という長丁場だと、途中でまどろんでしまう可能性もありますから
場合によっては適宜休憩を挟むと良いかもしれません。
通勤中にながら作業がほぼできない
運転中は集中する必要があるため、
読書や動画視聴、情報収集などの「ながら作業」が難しいのも欠点です。
停車している時に、スマホをチラ見したり
付属のTVをやはりチラ見できるくらい。
もしくはラジオや好きな音楽を聴くこともできるでしょう。
やはり運転中にできるとしたら、聴くという行為。
audiobook.jpならビジネス書や学習書、
小説など幅広いジャンルの作品を聴くことができます。
ある程度運転に集中しつつも本の内容に耳を傾けられれば、
大変有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
通勤時間に1時間半かけるメリット
仕事や家事、育児に追われる毎日では、なかなか自分の時間を確保するのが難しいものです。
しかし、通勤時間が長い分、一人で過ごす時間が自然と増えるため、読書や趣味に没頭することも可能です。
これを「ポジティブな孤独」と捉えることで、リフレッシュの機会とすることができます。
その他、お金に関しても有利になることが多く、
ただ通勤に時間がかかるというデメリットだけではないことがわかります。
動画鑑賞ができる
長い通勤時間は、ある意味「まとまった自由時間」と言えます。
その中で、動画鑑賞を楽しむことができます。
最近はYouTubeやNetflix、U-NEXT、ABEMAなどのストリーミングサービスが充実しており、
ドラマや映画を楽しむのに最適な環境です。
特に電車通勤の場合、イヤホンとスマートフォンさえあれば、
好きなコンテンツをいつでも楽しめるのは大きなメリットです。
情報収集ができる
通勤時間を活用すれば、情報収集も可能です。例えば、
- ニュースアプリを利用して、国内外の最新情報をキャッチ。
- 株価チャートや経済情報をチェックして、投資の判断材料を集める。
これらの習慣を身につけることで、仕事以外の知識やスキルを磨くこともできるでしょう。
家にいるとどうしてもyoutubeやSNSなどに時間を費やしてしまいがちですが
仕事着に着替えた通勤中は少し気が引き締まりますから
ニュースチェックや情報収集に時間を使いやすいと思います。
動画鑑賞やマンガを読む時間のちょっとした隙に
社会人としての情報収集でニュースをチェックしておくと
職場での会話の準備ができます。
思考の整理ができる
仕事人間の考え方ですが、
仕事帰りに、よく「本日の反省会」をします。
お客さんとの打ち合わせ、後輩の教育など、本当に「今日の対応で良かったか」。
僕の場合ですが、ほとんど、答えは「No」。
「ではどうすれば良かったか」、ここまで一連の自問自答は意外と行う機会がありません。
この反省会を行わないと、
次回また同じ失敗をしてしまう可能性があるので必須の行事になっています。
もちろん、仕事に関することでなくとも
- 帰ったら何をしたいか
- 忘れている手続きはないか
- 夕ご飯は何を作るか
など、考えの整理ができる貴重な時間になります。
郊外に住むことで家賃を抑えられる
片道1時間半の通勤が可能なエリアは、都心から離れた郊外であることが一般的です。
その分、家賃が都心よりも安く済むことが期待できます。
広い家や自然に囲まれた環境を手に入れられるのは、大きな魅力です。
確かに職場に近い方が通勤時間は短いのですが
街に近かったり駅前だと家賃が馬鹿にならない可能性があります。
通勤手当が出る(はず)
多くの企業では、通勤手当が支給されます。
長距離通勤にかかる交通費もカバーされる場合が多いので、
経済的な負担が軽減される可能性があります。
筆者の場合、会社から通勤手当が出ており
燃費のいい車を利用していることもあり、圧倒的黒字です。
ただし、通勤手当は会社によって違いますから
実際かかる費用と手当の差額をしっかり確認しておきたいですね。
最後に:通勤に1時間半かけるのは…
結論として、通勤時間が片道1時間半というのは、確かに長いです。しかし、この時間を「有効に活用する術」を身につければ、必ずしもネガティブなものばかりではありません。メリット・デメリットを天秤にかけ、自分にとって最適な通勤スタイルを見つけることが大切です。
忙しい日々の中で、通勤時間をどのように過ごすかが、日々の満足度や健康状態にも影響してくるでしょう。どんな状況でも、前向きに活用できる方法を模索することが重要です。
このブログを通じて、少しでも通勤時間に対する見方が変われば幸いです!
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