頭がおかしい?いや、仕事が楽しいと人生も楽しい。どうすれば?

目次

仕事は辛いものである

一般に、仕事は辛いものである。
だがその辛さを対価にお金をもらっている。

筆者はこのように考えています。

ついでに、

この辛さは果たして
給料に見合っているのだろうか。

とも考えています。
この答えは、
残念ながらたぶんNoです。

しかしそれでも食っていくためには
何かしら仕事は必要です。

最近Fireなんてキーワードも流行って
というか
もはや流行りのピークは過ぎた感もありますが。

投資でそこまでの大金を稼げるわけでもなく。
フリーランスになる度胸もなく。

やっぱり会社という盾に守ってもらう
という決断というには
保守的すぎる思いを抱え。

結局は
しんどい思いもしながら
仕事を続ける。

こんな状態じゃありませんかね。

本記事ではそれでも
人生と仕事の関わりに触れつつ
仕事に対してポジティブになれるように
ポイントをまとめました。

筆者について、それと本記事での思い

筆者自身も
仕事はしたくないけど、
めちゃくちゃ嫌悪感のある状態ではなくなりました。

それは人間関係だったり、
仕事のやり方、仕事に対しての考え方
などの考え方が改善されたからだと思います。

なので、同様に読者の方も
マイナス100である状態が
マイナス50や25くらいになるといいなと思います。

仕事が楽しい人は頭がおかしい?

確かに。(笑)

仕事を楽しめる人の「気持ち悪さ」

感覚的には、

  • 学校の宿題を自ら率先してやる人
  • 数学が好きな人

と同じ気持ち悪さというか
違和感がある。

本来、
やらされているだけはずなのに
課題を楽しんでいる。

この違和感が気持ち悪さや
頭がおかしいのではないか?
という疑問につながるのだと思います。

仕事を楽しんでいる頭がおかしい人は

単に与えられた課題だけを
考えているのではなく
何かその人なりのやりがいがある
と考えられますね。

少なくとも

  • 課題をクリアできた達成感
  • それに連鎖した社内外の他人の反応

いずれかもしくは両方は
確実に当てはまると考えられます。

この点は後述します。

まずは、仕事を楽しむことで
人生も楽しくなることをご紹介します。

数字でわかる「仕事が楽しいと人生も楽しくなる理由」

数字を使うと、
人生における仕事の寄与が
とてもわかりやすくなります。

仕事が楽しくなることが
人生のポイントの一つであることを
ご紹介していきます。

仕事は1日の約3分の1(8時間)を占める

1日24時間のうち、8時間を仕事に使うとすると、
単純に考えて1日の3分の1を仕事に費やしていることになります。
さらに睡眠時間を引くと、
起きている時間の半分以上は仕事に使っている計算です。

週5の勤務であれば…と考えると、
仕事をしている時間が
いかに長いかがわかりますよね。

それだけの長い時間を「つまらない」「苦しい」
と感じていたら、人生がつらいものに感じてしまうのは当然です。
逆に、この時間を「やりがいがある」「楽しい」と思えたなら、
それだけで人生の満足度は大きく高まります。

仕事の時間は“人生そのもの”と切り離せないからこそ、
その質をどう感じるかが非常に重要なのです。

職場の人間関係は、家族よりも長く過ごすこともある

平日は朝〜夕方
あるいは夜まで職場にいることが多く、
家族と過ごす時間よりも
同僚と過ごす時間の方が長いという人も少なくありません。

やはり週5、日8時間論法で行くと
良くも悪くも同僚と同じ空間にいる時間は長いです。

そのため、職場でどんな人たちと、
どんな空気の中で働いているかは、
想像以上に心の安定や幸福感に影響を与えます。

良い人間関係のある職場は、
ちょっとした雑談や励まし、
協力し合える雰囲気など、
毎日の安心感につながります。


仕事が楽しく感じられる背景には、
こうした同僚との関係性の心地よさ
大きな要素として存在しています。

労働者の約8割が「仕事に強いストレスを感じている」

厚生労働省が実施した
令和5年 労働安全衛生調査」によると、
82.7%の労働者が

「仕事や職業生活で強いストレスを感じている」

と答えています。
つまり、ほとんどの人が日々の仕事に対して、
なんらかの精神的な負担を感じているということです。

それはそうですよね。

この数字は、仕事が楽しくない状態が
いかに人生全体の質を下げてしまうかを
如実に表しています。

逆に考えれば、
仕事に楽しさややりがいを感じることができれば、
人生全体のストレスを
大幅に軽減できる可能性があるとも言えます。

ストレスの源が「楽しさ」に変わるだけで、
心の持ちようは大きく変わります。

数字では表せない「仕事が楽しいと人生も楽しくなる理由」

もちろん、数字では表せないコトもあります。

やはり気持ち面。

本来、仕事のことを
さっぱり忘れたい休日すらも
平日がやってくることに
憂鬱としながら過ごすと
せっかくの休みが台無しです。

逆に仕事に嫌悪感がなくなれば、
休日もリフレッシュして過ごすことができます。

気持ちが前向きになる

仕事が楽しいと、自然と気持ちが前を向きます。
忙しくても「今日は何をやろうか」「次はどう工夫しようか」と考えることで、
日常がワクワクしたものに変わっていきます。
人との会話も明るくなり、表情にも余裕が出て、
周囲との関係性も良好になっていく——そんな“前向きの連鎖”が生まれます。

自己肯定感が自然と高まる

仕事を通して「誰かの役に立てた」「ありがとうと言われた」
「自分にしかできないことがあった」と感じる瞬間は、
何よりも自分を肯定できる材料になります。

評価や成果ではなく、
自分自身の存在価値を実感できることは、
人生の大きな支えになります。
“ここにいていい”という安心感は、
日々の心を落ち着かせる源でもあります。

忙しい日々の中でも満たされている実感がある

忙しい日々は続いても、
「疲れているけれど、なんだか心は満たされている」
と感じられるのは、仕事に意味ややりがいを見出せている証です。

単なる“消耗”ではなく、
“充実した労力”として捉えられると、
同じ疲れでも気持ちの持ちようが大きく変わります。

こうした感覚があると、
日々に小さな誇りや喜びを感じられるようになり、
人生に対する満足度も自然と高まります。

仕事をもっと楽しくするための考え方・行動

仕事を楽しむためにはどうしたらいいでしょうか。

何点かありましたが
特に強くお勧めしたい方法をあげました。

楽しい人や尊敬できる人と関わるようにする

人は、一緒に過ごす人の影響を大きく受けます。
前向きで楽しい人や、
自分が「この人みたいになりたい」
と思えるような尊敬できる人と関わると、
自然と自分の考え方や姿勢にも良い変化が現れます。

ポジティブな言葉がけや、
前向きな行動、困難に向き合う姿勢など、
見て学ぶことも多く、
それが仕事に対するモチベーションや
楽しさにつながっていきます。

周囲の人間関係は、
自分の“仕事の温度”を左右する大きな要素です。

自分なりの“やりがい”を見つける

誰かにとっては単純な作業でも、
自分にとっては「人の役に立っている」
「仕組みを支えている」など、
意味を感じられることがあります。


「この仕事のどこに価値を感じるか」
「どんな瞬間がうれしいか」を自分の中で明確にしておくと、
日々の業務に取り組む姿勢が変わります。

他人の基準で“やりがい”を測るのではなく、
自分なりの目線で見つけることで、
仕事への納得感と充実感が育っていきます。

難しい仕事=新しいことを学ぶチャンスと考える

仕事が難しいとき、
つい「できない」「つらい」とネガティブになりがちですが、
それは成長の扉が開いているサインでもあります。

新しい知識やスキルを得る機会と捉えることで、
挑戦が前向きなエネルギーに変わります。

失敗しても「これは学びだった」と受け止める姿勢があれば、
仕事のハードルさえも“楽しさ”に変えていくことができます。
難しい仕事ほど、自分の可能性を広げてくれる貴重な経験です。

人生を→仕事を楽しくするために

筆者が仕事が楽しくなった方法を
1点だけ、ご紹介します。

同じ作業の繰り返しをやめる

定期的にやらざるを得ない同じ仕事、
ありますよね。

「同じ」は慣れてしまえば
失敗するリスクが少ないので
その意味では不快になる要素は減りますが。

同じ作業を何回もやっていると
嫌気がさしてきます。

具体例

具体例を挙げると新人教育。
毎年同じマナーの注意をし、
5人いれば5人全員に同じ指摘をする。

最初こそ、張り切っていたのですが。

「新人が来た。頑張って育てなきゃ」

「この指摘、昨年言ったよな。」

「この指摘、毎回言ってる。」

「また新人…。(虚無)」

何も思わなくなりました。
もちろん新入社員の方は
そんな事情知ったこっちゃないし
筆者もそんな態度は表に出しませんが。

ついには「これ自分やる必要なくね?」

こういう心情になります。

改善

後輩に押し付け任せる。
ただし、一言任せると言っても
無茶振りなので下準備は必要です。

実はこの下準備こそ、前向きな仕事です!

やっていることは
マニュアル作りに近いのですが

  • どうしたら後輩に伝わるだろうか?
  • 後輩がさらに下の後輩に任せられる資料とは?

とやらされているのではなく、
自分の頭で積極的に考えることで
仕事を楽しむことができました。
このような自主性が上司の目に入ればなお良い。

結果、新人教育の時間が
100から0になったわけではありませんが
自分本来の仕事に集中できる時間は増えました。

人生を楽しむために頭がおかしい仕事を楽しむ人になろう

仕事を楽しむキーワードの一つは
「自分の頭で考える」ことだと
筆者は考えています。

誰かから与えられた宿題でも
自分の頭で考える余地があれば
少しは楽しめると思います。

自分の頭で考えた結果、
失敗してしまっても
それが次の仕事を円滑に進めるための
反省につながれば、まあヨシ!と
ポジティブに考えたいものです。

筆者ですが
プチミスは数え切れぬほど、
中ミスもまあまあ。
やべぇミスも稀に。

楽しい仕事、一歩踏み出すために

2点、ご紹介します。

一番最初に発言した人が一番偉い

何かの書籍を立ち読みして発見した。

筆者が新しく楽しい仕事に挑戦中、
作業中本当に正しいか不安になろうと、
提案後何を言われようと、
このセンテンスを思い出します。

できたものに対しての
深掘りや否定は簡単です。

でも、まずたたきを作るのが
一番勇気や労力が必要です。

なので、誰がなんと言おうと
一番最初に声を上げた人が最も偉いのです。

土台があれば周りは好き勝手言い始める

こちらは「仕事が楽しいかね?」
という書籍を読んで、
特に自分に稲妻が走ったフレーズを
自分の言葉にしました。

つまり、たたきを作ってしまえば
普段口出しをしない人、
文句を言わない人も
途端に声を上げはじめる。

これは筆者の体験談と
ピタリとかっちりと当てはまり
いい意味でショッキングでした。

「口出すんなら最初から自分で考えろよ」

と言いたくもなるのですが、まあご愛嬌。

ここでも新しい考えを立ち上げる事は
ハードルが高いことが裏付けられます。

新しいアイデアを提案はしないが
ぶつけられた提案に対して思うことはある。
つまり、普段沈黙している人も
何かと考えは持っている。

その考えを引き出すきっかけを作るのが
あなたということですね。

下記がその書籍「仕事は楽しいかね?」。
デイル・ドーテン氏  (著)、野津智子氏 (翻訳) 。

外国書籍あるある?で
けっこう表現がビッグマウスというか
大袈裟というか。(超偏見)

ただそのくらいでないと仕事に対して
ポジティブになれないと思い。

仕事を楽しむための
きっかけを作るいい本だなと思いました。

個人的には、
程よく抽象的で具体例も混ぜて
書かれており、読みやすいと思った。

過去に嫌われる勇気という
ベストセラーの本の記事(こちら)を
書いたことがあり、
この本も読みやすくて万人に勧めたい
と思ったのですが。

この「仕事は楽しいかね?」も
1位、2位を争ういい本で読みやすい。

ハードカバーで爽やかな見た目も好き。

読むたびにその時の
自分の状況次第で発見がありそう。

おすすめ。
今度はあなたが
あなたが頭がおかしい人と思われる番ですかね?

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この記事を書いた人

2025年現在、28歳。中小企業に5年間勤め、設計から開発までやっているシステムエンジニア。日々の生活を良くするために、エンタメやライフハック、読書で得られた知見をお伝えします。日々の気づきや生活がより豊かになった体験談なども発信。

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