プログラマは日経新聞を読むべきか
そもそも、「社会人として」日経新聞を読むべきか
という言い知れぬ不安があったり、
とはいえ購読料(2024/01/14 現在 電子版は4277円)もなかなかの値段なので
即決もしにくいという背景があるでのはないか。(公式の料金一覧はこちら)
結論としては、「プログラマ」という職業にはほとんど不要に思える。
しかし、僕は購読料を払って読もうと考えています。
2024/11/17 1年近く経ちましたが、半分惰性で未だ購読を続けています。
日経新聞の購読が不要に思える理由
プログラマだからという理由だけでは、メリット < デメリット。
したがって、月々5000円程度を支払うのはコスパが悪い。
日経新聞の情報が業務に使えるわけではない
プログラマの仕事は、仕様書からプログラムを書く仕事だからです。
最近の企業の動向がプログラムに反映されることはほぼないと思います。
実際に日経新聞を読んでみて、記事の内容が興味深かったり
世界の企業の動向を知れて勉強になったりはしました。
しかし、僕がプログラムを書いている中で
日経新聞の情報が製品に反映されたことはありません。
恐らく、5000円程度のお金をプログラミングに関する書籍に費やした方が懸命です。
会話のネタにもなりにくい
これは務めている企業によりますが、
僕は地方の中小企業に務めており
日経新聞に書かれているようなグローバルな情報は
あまり話題になりません。
むしろ少し浮いている話題とも言えます。
このため日経新聞で得た情報はほとんど
僕の胸のうちに秘めている、となります。
したがって忘れやすい…。
会話のネタという意味では、
日経新聞より地方新聞の方がいいでしょうね。
グローバルな話題より、ローカルで身近な話題。
社会人4年目のプログラマが日経新聞を購読する理由
投資(投機)が好きだから。
仕事には直接関係ないけれど、趣味でやっている
投資(投機)の情報収集になります。
投資の情報収集
日経新聞に載っている情報で景気や物価
企業の情報が投資の参考になります。
- 〇〇の株価が上がった(下がった)
- ホンダが〇〇にEV工場
- 〇〇は利下げに慎重
ただし、〇〇の株価が上がったから
すなわち〇〇は買い、などと判断するのではなく
あくまで景気がいいとか、買っておくと短期間では
上がりそうだな、とか判断の目安として利用しています。
株価には折り込み済だったらそれまでですしね。
2024/11/17 追記
このほか、アメリカの選挙や指数の動向にも利用しています。
アメリカのS&P500やダウ平均といった指数が爆上げですと、
あくまで傾向としてですが
日経平均も連動、個別株も上がりやすい。
このためニュースとしてピックアップされていれば
僕のは、今日は少し注意深く市場を観察しなければならない。
また、「今日の市場」の傾向が掴めれば今日自分が儲かりそうか
いつもより読みやすいので、ちょっと嬉しい気持ちで仕事に向かう。
取引開始は09:00〜と仕事前なので、出勤中に
それまでは寄前気配で本当に上がりそうだな、とか確認してます。
もちろん、アメリカ大暴落なら日本にも被害及びますので
逆も然りといったところです。
世界情勢の把握
主要な、世界のニュースを読むことができます。
本当は、外国のメディアで情報収集した方が
より幅広そうだなとは感じますので
半分くらい趣味の範疇にはなりますが。
- 台湾の統領に〇〇氏が当選
- 自動運転の部品〇〇の特許数が中国トップ
など。こちらも上手に使えば
外貨での投資に役立てそうですね。
単純に情報収集が面白い
理屈を並べても、結局は情報集めが楽しいということだと思います。
特に金融・証券のニュースがYahooニュースでは乏しいので…
大変ありがたい存在であります。
金融・証券のニュースのほか、企業の動向も興味深く読んでいます。
地方の中小企業では、時勢にある程度無頓着でもやっていけますが
それでは時代においていかれている寂しい感じがします。
いざ購読してみて、ここまでEV(というかグリーン)に
各メーカーが積極的だとは思ってもみませんでした。
確かに世界的にはグリーンの流れですから
EVの技術がないと、シェアを獲得できませんから
死活問題です。
新規顧客ではなく、既存顧客の要望が多い
地方の中小企業(N回目)にいるとそのような意識も
薄れていってしまいます。
ビジネスマンとしての意識を腐らせないように
したいという思いもありました。
2024/11/17
かなり前ですが日銀のマイナス金利解除や
ノーベル物理学賞といった話題も新聞に載りました。
特に前者は割と常識といった感じで、自然に社内の話題になりました。
文脈としては、住宅ローンが話題になったときに
「でもマイナス金利解除されたから家計が厳しいね〜」
こんな感じです。
この程度テレビでも放送はしますが
あまり僕はテレビを見ないのでやはり情報収集のツールになっています。
日経新聞の電子版、アプリが結構使いやすい
日経新聞の紙面版は、住処に届いたところでかさばるだけですし、
新聞紙の使い所といえばゴキブリ退治か大晦日の窓拭き。
僕は電子版を利用しています。
SNSを閲覧する感覚でニュースを見ることができる
SNSやyoutubeをだらだら見すぎて時間が溶けてしまった
ということは誰でもよくあることだと思います。
僕の方法ですが、youtubeをだらだら見ている…!
と自覚した瞬間、日経新聞のアプリを立ち上げるようにしています。
あくまで僕の場合ですが、youtubeをだらだら見るより
日経新聞を見た方が有意義な時間の使い方である、と思えることが多いです。
Xやyoutubeと同じ感覚で、日経新聞アプリを指一本で
立ち上げられるのは楽でいいです(紙の新聞は大きいですしね)。
トイレで新聞を読む父の姿というのはなぜだか馴染み深い風景ですが、
スマホで新聞を読めるならば、トイレで仰々しく新聞を展開する必要がないのは
ありがたいものです。

紙面ビューアーで新聞紙と同様の紙面も閲覧可能
紙面ビューアー(アプリ)にて、
紙の新聞と同じ内容を閲覧することもできます。
アプリの目線の動きは
画面上、画面下です。
一方、紙の新聞の目線の動きは
あまり定まっていません。
紙の新聞は各記事のエリアが
単純な長方形型でもなく、奇想天外なところに飛んだりするからです。
これが読みにくさだと(個人的には…)思うのですが、
目線の動きが定まっていないからこそ、他の情報もいやでも
入ってきます。ついでにあの記事もこの記事も…となりがちです。
ただし、大きい新聞紙を小さなスマホに押し込めるので
とても小さいです。(もちろん拡大できます)
このため、使いやすい読みやすいとは少し言いづらいです。
そのほかの機能
- 記事を保存、保存一覧から閲覧可能(あの記事いつだっけ…の短縮)
- ワード検索でも、該当の記事を検索可能
- アクセスランキングより(人気?)記事が(わかり)読める
まとめ
以上で、日経新聞を実際に購読した感想となります。
ポジティブキャンペーンがかなり強いですが、
日経新聞の回し者とかでもなく
地方の中小企業に勤めるただのプログラマです。
月々5000円は正直少し辛い…。
ただ金融系の情報はやはり閲覧しやすいので
しばらく購読を続けてみようと思っています。
最初は購読も無料なので
(2024/01/14 現在 2ヶ月間無料)
お試しで読んでみてはいかがでしょうか。
以上となります。お疲れ様でした。
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